Group Description
日本Open edXユーザ会について
日本Open edXユーザ会 は、オープンソースのMOOC(Massive Open Online Course)プラットフォーム「Open edX」の情報共有を行うための、日本におけるコミュニティです。Open edXの開発・導入・学習分析に関する情報共有・発信を行い、Open edXの普及に貢献します。
背景
Open edXは、MOOC開講のための基盤ソフトウェアとして国内外においてデファクトスタンダードになりつつあるソフトウェアで、edXをはじめとする数多くのMOOCサービス提供者が利用しています。オープンソースソフトウェア(以下、OSS)として公開されており、米国を中心とした開発体制やコミュニティができつつあります。
Open edX: https://open.edx.org/ edX: https://www.edx.org/
このような状況の中、残念ながら我が国においてはOpen edXの情報が不足しており、情報共有のためのコミュニティもありません。これを受け、日本Open edXユーザ会はOpen edXに関連する情報共有を目的とし、日本語によるOpen edXに関する情報発信を行い、Open edXの普及とOpen edXを開発利用するグローバルコミュニティへの貢献のために設立されました。
活動
日本Open edXユーザ会は、開発(Development)・導入(Implementation)・学習分析(Learning Analytics)の3本柱で活動します。
開発(Development)
最新のOpen edXの開発に関する情報収集や、ソフトウェアや文書の翻訳、関連ソフトウェアの開発に関する情報収集を行います。バグ報告を含むOpen edX改善への貢献を行い、Open edXの開発に参画します。
導入(Implementation)
我が国におけるOpen edXの導入事例の情報収集、ユーザのOpen edX活用に役立つ事例やノウハウの共有を行います。
学習分析(Learning Analytics)
学習履歴を細やかに収集し、MOOCを用いた教育学習の改善に活用できる点が、Open edXの強みです。Open edXを用いた学習分析の手法開発や、事例とノウハウの共有を行います。
ユーザ会ではこれらの情報を日本語で発信するほか、セミナー・勉強会などの開催を通しての情報共有を行います。Open edXの開発者だけでなく、利用者にとっても有益な活動を展開します。
コミュニケーション
当面、メーリングリストを使った情報共有を行います。
Googleグループ:https://groups.google.com/d/forum/openedx-jp
発起人(五十音順)
- 重田勝介(北海道大学)
- 武田俊之(関西学院大学)
- 寺田 学(株式会社CMSコミュニケーションズ)
- 吉岡信和(国立情報学研究所)
- 渡辺泰将(株式会社ドコモgacco)
設立日
2015年10月8日